伊藤 みさき Misaki Ito

1995 年     東京都生まれ                          
2022 年    東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科修士課程芸術文化専攻絵画研究領域修了

2021年「三菱商事・アートゲート・プログラム スカラシップ」奨学生。2022年「東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展」山形市買上、「第77回山形県総合美術展」奨励賞。2023年 個展「風環り」高寶山勝因寺(山形)。2024年 個展「はるとなり」ぎゃらりぃ朋(東京)。

拠点の山形県にて実際に自然の中を歩き、そこで行う写生や実体験をもとに絵画を制作。 日本画の技法・素材は人が自然と関わる営みから成り立っていると考え、染料として利用する植物の採集・栽培や自然と直接関わっている人々との交流を通して自然と人と共にある絵画を考えています。

漆原 夏樹 Natsuki Urushihara

1977 年 神奈川県生まれ
2003年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画研究分野修了

2016年「NIHON画―新たな地平を求めて―」豊橋市美術博物館(愛知)。2020年「うつろいの住処―それぞれの地平―」豊門会館旧和田家住宅(静岡)。2022年「漆原夏樹展―パラノイア・パレイドリア―」ギャラリー広田美術(東京)。2023年「Cliff Edge Project良ーうぶすなの水文学ー」中伊豆貴僧坊地区(静岡)、「揺さぶる絵ー変貌する日本画のイメージー」北海道立近代美術館(北海道)。2024年「漆原夏樹展―未見の花・惑星のかけら―」ギャラリー広田美術(東京)ほか。

日々の生活の中で立ち現れる様々な事象の中で感じられた神性を、写生という手法を手がかりに絵画化することを試みている。

大山 龍顕 Ryuken Oyama

1976年 東京都生まれ
2005年 東京藝術大学大学院博士後期課程文化財保存学保存修復(日本画)修了                                                             
現在 無所属、博士(文化財)

大学院修了後、個展やグループ展、公募展にて日本画の制作、発表を行っていたが、東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター(2009〜2018)にて地域の文化財の保存修復に従事したのち、東京国立博物館 学芸研究部保存修復課のアソシエイトフェロー(保存修理技術者、2019〜2023)を経て独立。

現在は保存修復家としてだけでなく、古典絵画の技法や素材、表具の技術を踏まえた作品制作を行う。

金子 朋樹 Tomoki Kaneko

1976年 静岡県御殿場市生まれ        
2006年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了
現在 東北芸術工科大学准教授、博士(美術)

2019年 個展「パントノミーー白紙も模様のうちなればー」佐野美術館企画運営(静岡)。2021年「第24回岡本太郎現代芸術賞展」、「第8回東山魁夷記念日経日本画大賞展」。2023年 個展「シンクレティズムー地域、風土、フォークロアー」おだわらミュージアムプロジェクト主催 (神奈川)。2024年「N.E.blood 21 金子朋樹展」リアス・アーク美術館(宮城)。2025年「金子朋樹展 異形・変形ー胸中山水ー」日本橋高島屋美術画廊Xほか。

2007年〜ガロン、2019年〜うつろいの住処、2022年〜パラレルモダンワークショップ。東洋、日本絵画の文脈を再構築し、変形屏風ほか様々な構造の絵画を発表。また、技法材料及び歴史の側面から日本絵画の研究を行う。2019年長井謙治編著『ジョウモン・アート 芸術の力で縄文を伝える』(雄山閣)共同執筆、2021年内田あぐり監修『膠を旅する』(国書刊行会) 共同執筆。

楚里  勇己 Yuuki Sori

1985年 愛知県長久手市生まれ
2010年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 

在学中、大学のある茨城取手校舎裏にて日本画の材料、染料を育てるサークルに属する。      
自分の作品が何を使われているのか、どのようなアプローチが適切で作品に負担をかけないか、誰が作ったモノなのかなどを学ぶ。材料となる植物の観察、写生を続けたことによって現在の制作スタイルとなり植物を中心に作品を発表している。

https://www.sori-yuuki.com


長澤 耕平 Kohei Nagasawa

1985年 千葉県船橋市育ち         
2015年  東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了         
現在 東京藝術大学日本画研究室インストラクター、博士(美術)

2011年から創画展に出品、2022年創画会正会員推挙。2019年 個展「構造と詩情」日本橋三越本店。2019年「第7回東山魁夷記念日経日本画大賞展」、2021年〜2025年「FROMーそれぞれの日本画ー」郷さくら美術館(東京)、茨城県天心記念五浦美術館(茨城)、2022年 個展「彼岸を想う」日本橋三越本店。2023年「日本画の棲み家―床の間芸術を考える―」泉屋博古館東京(東京)。その他個展グループ展多数。作品収蔵/東京藝術大学、郷さくら美術館、大館市郷土博物館。

都市や森をテーマに、ある系の代謝やネットワーク、全体としての運動を描き出せないか模索中。

福田 彩乃 Ayano Fukuda

1997年 栃木県下都賀郡野木町生まれ
2021年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2023年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画研究分野修了
現在 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域在籍

2019年 「第37回上野の森美術館大賞展」入選。2021年「第6回石本正日本画大賞展」奨励賞。2022年 「再興第107回院展」初入選、東京都美術館(以降2023年入選)。2023年「第78回春の院展」初入選。2024年  個展「月と鏡」 ぎゃらりぃ朋(東京)。2025年 「2024東京藝術大学受託鳥取県因州和紙協同組合設立・伝統的工芸品指定50周年記念事業成果発表展」 小津ギャラリー(東京)。個展 「解毒」 Gallery美の舎(東京)。

素材が内包する多様な性質と、素材の成り立ち、私が創作する目的の、切り離すことのできない結びつきについて考えながら絵を描いています。

藤田 飛鳥 Asuka Fujita

1976年 京都府生まれ
2004年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域単位取得満期退学
現在 東北芸術工科大学特別講師、横浜美術大学非常勤講師

和紙や膠といった絵を描く素材と人の暮らしと自然の営みの関係について考えています。私は日本画を描きません。私は日本画で描きません。日本画だから岩絵具・膠・和紙を使っているわけではなく、岩絵具・膠・和紙を使うから日本画と言うつもりもありません。私は画材の研究をしているわけではなくて、自分が絵を描くために必要な素材に関わる人たちと共に生きようとすることで、絵を描くことと日本画について考えています。

藤本 桃子 Momoko Fujimoto

1994年 福岡県育ち
2021年 東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科修士課程芸術文化専攻絵画研究領域修了      

2017年「第17回福知山市佐藤太清賞公募展」板橋区長賞。2020年「神山財団芸術支援プログラム」奨学生。2021年「神山財団芸術支援プログラム第7回卒業成果展」理事長賞・オーディエンス賞。2021年「東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展」山形市買上。2022年 個展「garden」ゆう画廊(東京)。2023年「第41回上野の森美術館大賞展 」入選 、同年個展「Home」画廊宮坂(東京)、個展「picnic」うつわと喫茶nagame(宮城)。2024年「藤本桃子個展」日本海総合病院(山形)、同年東北芸術工科大学 高寶山勝因寺本堂襖絵プロジェクト参加、本堂襖絵制作・奉納(山形)。    

現在、山形市に在住。共同アトリエ「工房森の月かげ」を拠点に、主に動物をモチーフに和紙と岩絵具を用いて制作している。

星 和真 Kazuma Hoshi

1996年 栃木県那須郡馬頭町(現那珂川町)出身
2019年 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業
現在 東北芸術工科大学文化財保存修復学科副手

2023年個展「STORY」鈴画廊(東京)、同年つつみこむ」GALLERY IRO(東京)、2024年「絵と陶 星和真・松本良太2人展」鈴画廊(東京)、2024年「うたうけはい 田村澪平・星和真2人展」ぎゃらりぃ朋(東京)。

動植物をモチーフにした絵を描き、日本画家である横山操や加山又造、さらには洋画家の熊谷守一や香月泰男らに影響に大きな影響を受けた。現在は自身の故郷と家族がかつて紙の産業に関わりがあったことを知り、"和紙"という材料に改めて立ち返りながら制作を行う。

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